【第3回】糖質制限 vs 脂質制限に終止符。エビデンスが明かす「食事法(ダイエットタイプ)」の正体

Science & Body

減量を始めようと決意したとき、誰もが一度は「糖質制限(ケトジェニック)」にするべきか、それとも「脂質制限(ローファット)」にするべきかで頭を悩ませたことがあるはずです。

SNSでの極端な優劣論争や、近年大流行している「16時間断食」など、ネットには情報が溢れかえっています😓 一体、どの食事法が最も効率よく脂肪を落とせるのでしょうか🧐?

今回は、国際スポーツ栄養学会(ISSN)が発表した最新の公式声明に基づき、これら「食事法の嘘と真実」を科学的に、そして分かりやすく解説します!


【全5回】科学的減量ロードマップ

  • 第1回:脂肪減少の絶対条件と、筋肉を護る最適な減量ペース
  • 第2回:減量期の筋肉を守る盾「タンパク質」の科学
  • 第3回(今回):糖質制限vs脂質制限vs断食。アンダーカロリー下での最適システム
  • 第4回:代謝低下を打破する「リフィード/ダイエットブレイク」の理論
  • 第5回:科学が導く、コンディションを極限まで仕上げる最終調整

1. 科学的結論:カロリーとタンパク質が同じなら、脂肪減少効果は「完全に同じ」

まず、最も重要な結論からお伝えします。

【重要ポイント💡】摂取カロリーと、キレイなボディラインを作るためのタンパク質量が同じであれば、低脂質(ローファット)でも低炭水化物(ケトジェニック)でも、脂肪が落ちるペースに臨床的な差はありません。

国際スポーツ栄養学会(ISSN)の公式声明(2017年)が導き出した、各種食事法(Dietary Archetypes)に関する最終結論は以下の通りです。

【ISSN公式声明の要約】
総カロリー摂取量(エネルギー欠損)と、タンパク質(プロテイン)の摂取量が完全にマッチしている場合、低脂質ダイエット(LFD)であろうと、低炭水化物・ケトジェニックダイエット(KD)であろうと、身体組成の改善(脂肪減少効果)において臨床的な差は存在しない。

  • 引用元: International society of sports nutrition position stand: diets and body composition, 2017

これまで「糖質を摂るとインスリン(血糖値を下げるホルモン)が分泌されて脂肪燃焼がストップするため、カロリーが同じでも糖質制限の方が痩せる」という説(炭水化物-インスリン仮説)が主張されてきました。

しかし、ISSNの公式声明では、被験者の食事を施設内で24時間完全に管理した高精度な研究32件を徹底的に精査。その結果、「糖質を制限することによる、代謝的な痩せやすさの優位性は完全に無効である」と明記されています。

つまり、食事法の違いは脂肪を燃やす魔法ではなく、「アンダーカロリー(エネルギー欠損)を作るための単なるバリエーション(システム)」に過ぎないというのが、世界のスポーツ科学の結論です。

リケジョボディビルダーMISA
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『糖質を制限したから痩せた』んじゃなくて、『糖質を制限した結果、全体の摂取カロリーが減ったから痩せた』だけ!
論文でも、糖質を1%に減らそうが83%に増やそうが、カロリーとタンパク質の量が同じなら脂肪の減り方に意味のある差は出なかった 、と証明されています。

食事法のタイプ(略称)P(タンパク質)F(脂質)C(炭水化物・糖質)ISSNによる科学的結論
低脂質ダイエット
(ローファット / LFD)
20〜30%
(お肉やプロテインで死守)
🔥10〜20%
(極限までカット)
50〜60%
(お米や和菓子をしっかり摂る)
カロリーとタンパク質量が同じなら、引き締まり効果に差はない。高強度な運動のパワーを維持しやすい。
低炭水化物ダイエット
(ケトジェニック / KD)
20〜30%
(お肉やプロテインで死守)
60〜70%
(良質な油やアボカドをたっぷり)
🛑5%以下
(主食を完全にカット)
同上(「糖質制限だから脂肪が燃えやすい」という魔法はない)。ホルモンレベルで空腹感を抑えやすい。
リケジョボディビルダーMISA
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私もこれまでの競技生活の中で、実験体さながらにありとあらゆる減量法を身をもって試してきました😓ローファットもケトジェニックもやったし、流行りの16時間断食(ファスティング)に挑戦したこともありました・・・

でも、結果から言うとどれも脂肪の落ち方は最終的に同じ。それどころか、断食に関しては、食べられない反動で時間が来たら『飢餓スイッチが入った脳』が大暴走して過食に走り、見事に大失敗した黒歴史があります(涙)。

身をもって痛感したわ。生化学のシステムに逆らって無理な断食をするより、タンパク質を必要量カチッと固めて、数式通りにマイルドなアンダーカロリーを作ること。結局これが一番シンプルに、確実に体重が落ちます☝️


2. なぜ糖質制限は「劇的に痩せる」と誤解されるのか?

【重要ポイント💡】糖質制限初期の体重減少は「水分の減少」であり、真のメリットは代謝の向上ではなく、グレリン抑制による「食欲コントロール効果」である。

では、なぜ世間では「糖質制限の方が圧倒的に早く痩せる」という強力な誤解が生まれたのでしょうか?

そこには体内の「水分」のトリックと、糖質制限が持つ「本当のメリット」が隠されています。

トリック①:開始直後に起きる「水分」の抜け

  • 【ポイント】炭水化物カットによるグリコーゲンの枯渇は、結びついている水分の喪失を招き、初期に体重だけが2〜3kg急減する原因となる。

炭水化物をカットすると、体内の筋肉や肝臓に蓄えられていた糖のエネルギー(グリコーゲン)が使い果たされます。実は、グリコーゲンは自身の重量の約3倍の水分とがっちり結びつく性質があります。 糖質制限の初期に体重が2〜3kgストンと落ちる正体は、体脂肪が燃えたのではないのです。この結びついていた水分が体外へ抜けただけ。水分が抜けて一時的に体重計の数値が減った状態です。

トリック②:空腹感をコントロールするシステム(真のメリット)

  • 【ポイント】ケト適応状態は空腹ホルモン「グレリン」を強力に抑制するため、意識的な食事制限をせずとも自然にアンダーカロリーが達成される。

ケトジェニックダイエットが優れている真の理由は、代謝の魔法ではなく「食欲をコントロールする能力」にあります。 糖質を極限までカットし、脂質をエネルギーにする状態(ケト適応)に入ると、体内で作られる物質(ケトン体)や高比率のタンパク質・脂質摂取の相乗効果によって、空腹ホルモンである「グレリン」の分泌が強力に抑えられます。

食事制限を指示せず「好きなだけ食べていい」とした実験でも、食事をケトジェニック食に変えただけで、被験者の総摂取カロリーが自然と1日あたり約300kcal減少したデータが存在します。本人が意識して我慢しなくても、「勝手に食べる量が減ってしまう」こと。これこそが糖質制限の本当の正体です。

リケジョボディビルダーMISA
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これは私の指導経験からも100%同意! 実際に私のクライアントさんでも、ケトジェニックを導入して見事に減量を成功させた例がいくつもあるの。

その方たちが口を揃えて言うのが、『ローファット(脂質制限)のときよりも圧倒的に腹持ちがいいから、とにかく継続しやすい!』っていうリアルな声🔈

ケトジェニックは代謝がバグって脂肪が燃えまくる魔法じゃないんです。高エネルギーな脂質とタンパク質をメインに摂ることで胃の中にしっかりと留まり、かつホルモンレベルでお腹が空きにくくなるから、結果的に食べる量が自然と減るという生化学・行動心理学的なシステムなんです👩‍⚕️

⚠️ 注意:Ergolytic(運動能力低下)のリスク

  • 【ポイント】極端な炭水化物制限は高強度トレーニングの出力を低下させるため、筋肉維持にはローファットが有利になるケースが多い。

極端な糖質(炭水化物)制限は、お尻の引き締めや美脚作りのための「高強度トレーニング」の出力を低下させるリスクがあります。全体のカロリーが同じであれば、トレーニングの主燃料である炭水化物をしっかり摂取できるローファット(脂質制限)の方が筋肉を維持する上で有利になるケースが多々あります。

リケジョボディビルダーMISA
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実は、ISSNの最新の公式声明では『エリートアスリートの短期研究ではパフォーマンスが低下した』とか『女性のホルモン特有のケトのリスク』といった、かなり踏み込んだ科学的データも報告されています👩‍⚕️
ボディメイクの効率を絶対に落としたくないガチ勢のトレーニーや、特に女性の皆さんに絶対に知っておいてほしい『ケトが運動にブレーキをかける具体的なメカニズム』については、改めて違う記事でディープに解説します!👩‍⚕️🧪


🗺️ 【診断】私はどっち?明日からの食事法ナビゲーター

「効果が同じなら、結局私にはどっちが合うの?」と迷うあなたへ。ライフスタイルや好みに合わせて、今日から進むべき道をチェックしてみましょう!

【START】
Q1. お米、パン、パスタ、甘いものを「完全にゼロ」にするのは精神的にツラい?
 ├[Yes]➔ Q2へ
 └[No] ➔ Q3へ

Q2. ステーキの脂身、揚げ物の衣、ナッツやアボカドを我慢する方が比較的ラク?
 ├[Yes]➔ 【タイプA:王道のローファット(脂質制限)】へ!
 └[No] ➔ どちらも極端に削らず、全体の量を少しずつ減らす「マイルド制限」がおすすめ

Q3. お肉や焼き魚、アボカドなど、コクのある油ものが大好きで、お腹いっぱい食べたい?
 ├[Yes]➔ 【タイプB:ケトジェニック(糖質制限)】へ!
 └[No] ➔ 食べる時間を制限する「16時間断食」などで総カロリーを抑えるのが向いているかも

3. 断食(インターミッテント・ファスティング) vs 毎日一貫したカロリー制限

  • 【重要ポイント】断食(時間を区切る食事法)は、毎日一貫してカロリー制限を行う方法と比較して、脂肪減少や筋肉維持における特別な優位性は確認されていません。

1日おきに断食するアプローチや、1日のうち8時間しか食べない時間制限食(いわゆる16時間断食など)について、ISSNの公式声明は以下のように結論づけています。

【ISSN公式声明:断食に関する要約】
集積された断食研究のデータ全体をレビューした結果、インターミッテント・ファスティング(Intermittent Fasting)が、毎日一貫してカロリー制限を行う方法(Continuous Energy Restriction)と比較して、身体組成(脂肪減少・筋肉維持)において特段優れたメリット(Significant Advantage)を持つことはない。

  • 引用元: DOI: 10.1186/s12970-017-0174-y

断食が効果を発揮するのも、食べる時間を制限した結果、1日の総カロリーが自然と減少するという枠組みに過ぎません。
毎日一貫して制限するか、日によって変動させるかは、完全に個人の「好み、ライフスタイル、周辺環境(デスクワーク中心なのか、よく動くのか)、そして無理なく続けられるか(継続性)」によって決めるべき選択肢です。


4. 糖質も脂質も両方削る「極限の食事制限」はどうなの?

【重要ポイント💡】十分なタンパク質確保と週3回以上の激しい筋トレがあれば、極限のアンダーカロリー(VLED/PSMF)下でも筋肉量と基礎代謝の維持は理論上可能である。

ここまで読んで、「じゃあ、糖質も脂質も両方まとめて限界まで削れば、一番早くバキバキに痩せるんじゃない?」と考えた一歩先を行くあなたへ。

スポーツ栄養学では、このようにエネルギー(カロリー)を1日400〜800kcalレベルにまで極端に落とす食事法を「VLED(超低エネルギーダイエット)」や、タンパク質だけを死守して他を削る「PSMF(タンパク質節約型修正断食)」と呼びます。

通常、これほど過酷にエネルギーを絶つと、身体は強烈な飢餓感を覚え、大切な筋肉を猛烈に分解(カタボリック)し、基礎代謝を大暴落させてしまいます。

しかし、ISSNの論文では驚くべきデータが引用されています。

筋肉を死守する2つの盾💡

1日わずか800kcalという絶望的な極限状態であっても、「十分なタンパク質(プロテイン)の確保」と「週3回の激しい筋トレ(レジスタンストレーニング)」という2つの盾を組み合わせることで、筋肉量を1gも減らさず、基礎代謝の低下を完全に回避できたというエビデンスがあるのです。

つまり、科学的には「筋トレとプロテインさえ完璧なら、糖質と脂質を同時に削っても筋肉は死守できる」ということです。

リケジョボディビルダーMISA
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「データ上は筋肉を落とさずにハッキング可能だけど、これはいわばガソリン(糖質)も潤滑油(脂質)もない状態でF1マシンを全開で走らせるようなもの!

ビタミンやミネラル、必須脂肪酸が不足するリスクが跳ね上がるし、何より長続きしない(complianceが最悪)から、ISSNでも長期の実行は全く推奨されていないわ。

だから、基本はやっぱり第1回で話した『マイルドなアンダーカロリー』が絶対的な王道。この糖質・脂質をともに削る荒技は、コンテスト直前の数週間とか、期間を厳密に区切った『最終兵器』として扱うのが、安全な戦略です🔥


5. 食事バランス決定の「優先順位(ピラミッド)」

【最重要ポイント💡】食事バランス(PFC比率)は、①総カロリー、②タンパク質量の順に固定し、残りの枠で糖質(C)と脂質(F)を個人の継続性(Compliance)に合わせて柔軟に配分するのが科学的最適解である。

論文のデータを統合すると、食事バランスの構築は以下の優先順位(ピラミッド)ステップで進めるべきだと読み解けます。

  • 最優先(土台): 総カロリーの設定(エネルギー欠損)
  • 第2優先: タンパク質(P)の絶対量を確保する
  • 第3優先: 残りのカロリーを「炭水化物(C)」と「脂質(F)」にどう振り分けるか

糖質(C)と脂質(F)の具体的な推奨バランス基準

  1. タンパク質(P)の確定 引き締まったトレーニーの減量期は、除脂肪体重(FFM)1kgあたり2.3〜3.1g、または一般的な目標として体重1kgあたり1.4〜2.0g以上を最優先で確保します。
  2. 脂質(F)の推奨バランス
    • 推奨量: 総摂取カロリーの 20% 〜 35% の範囲内。
    • 理由: 脂質はホルモン(テストステロンなど)の正常な分泌、細胞膜の維持、脂溶性ビタミンの吸収に不可欠な「必須栄養素」です。20%未満(極端な低脂質)に落としすぎると、ホルモンバランスが崩れ、かえって筋肉の維持や健康に悪影響が出るリスクがあると警告されています。
  3. 炭水化物(C:糖質)の推奨バランス
    • 推奨量: タンパク質と脂質(20〜35%)を確保した「残りのカロリーすべて」。
    • アスリート向けの指標: 高強度なトレーニングの出力を維持するためには、毎日体重1kgあたり3〜5g以上の炭水化物を確保することが望ましいとされています。

論文が結論づける「バランス調整の柔軟性」

脂質を少し多めにして糖質を減らすか、逆に糖質を多めにして脂質を減らすかという配分は、「個人の好み(Compliance:続けやすさ)」「トレーニングの目的」に合わせて自由にカスタマイズしてよいと結論づけられています。

  • 筋肉の出力・パフォーマンス最優先(ローファット寄り): 脂質を推奨下限の20%近くまで抑え、その分炭水化物をガッツリ増やす(体重1kgあたり3〜5g以上を死守する)バランス。高強度な筋トレのパワーを100%維持できるため、結果的に筋肉を護るシグナルを強く保てます。
  • 食欲コントロール・腹持ち最優先(高脂質・ケトジェニック寄り): 炭水化物を低めに抑える代わりに、脂質を推奨上限の30〜35%まで引き上げるバランス。胃に溜まりやすく満腹感が続くため、食事制限のストレスを軽減することができます。

🛒 会社帰りのスーパー・コンビニで迷わない!タイプ別お買い物リスト

エビデンスの数字(「脂質は総カロリーの20%〜35%」など)を頭に叩き込んだら、今日の買い物からさっそくカゴに入れる中身をアップデートしましょう。

🍚 【タイプA:ローファット(脂質制限)】の人

高強度な筋トレの出力を100%維持して筋肉を護るため、主燃料の「炭水化物」をしっかり確保し、余分な油分だけをカットするリストです。

  • カゴに入れるべきもの(主食・タンパク質):
    • 白米、玄米、オートミール、全粒粉パン
    • 鶏胸肉(皮なし)、マグロの赤身、カツオ、むきエビ
    • オイコスなどのギリシャヨーグルト、ノンオイルツナ缶
  • 自分へのご褒美(和菓子は脂質ほぼゼロ!):
    • 大福、みたらし団子、どら焼き(洋菓子に比べて驚くほど低脂質です)
  • 購入を控えるもの:
    • バラ肉、揚げ物、ドレッシング(ノンオイルにチェンジ)、ナッツ類

🥑 【タイプB:ケトジェニック(糖質制限)】の人

糖質を極限まで抑える代わりに、胃に留まりやすく満腹感が続く「良質な脂質」をカチッと確保し、ホルモンバランスを健康に保つリストです。

  • カゴに入れるべきもの(良質な脂質とタンパク質):
    • 牛ステーキ肉(ロース・ヒレ)、豚肩ロース、鶏もも肉
    • サバ缶(水煮)、サーモン、生卵
    • アボカド、ミックスナッツ(無塩)、カマンベールチーズ
  • お料理の仕上げにマスト:
    • MCTオイル、エキストラバージンオリーブオイル
  • 購入を控えるもの:
    • お米、麺類、パン、春雨、根菜類、甘いフルーツ、みりんや砂糖(調味料の糖質に注意!)

まとめ:食事法を選ぶための科学的マインドセット

  • 【結論】最強の食事法とは、全体のエネルギーバランスを満たした上で、最もストレスなく継続でき、元気に動ける方法である。
  1. 食事法そのものに「どれが一番痩せるか」という優劣はない。
  2. ケトジェニック(糖質制限)も断食も、その本質は「総カロリーを無理なく削るためのシステム」である。
  3. 最もストレスなく継続(Compliance)でき、かつ筋トレの強度(パフォーマンス)を高く保てる方法を選ぶのが最適解である。

世間の情報に踊らされ、特定の栄養素を無理に一生の悪者にする必要はありません。エネルギーバランスを賢くコントロールすることこそが、健康的なボディメイクを成功させる唯一の鍵です🔑

次回は、減量を続けていくと必ず直面する「恐怖の停滞期」──『適応熱産生(Adaptive Thermogenesis)』の正体と、それを科学的に打破するための理論について解説します。

💡 具体的な行動アドバイス

「論文のデータを理系的にまとめると、カンタン明瞭!食事の黄金バランス(PFC)の数式は、こうやって組み立てるのが大正解👏

まずアンダーカロリーの総枠(総カロリー)を決める。そこから私の大好きなタンパク質(プロテイン)の絶対量をガチッと引いて固定する。次に、健康を維持するために必要な脂質(総カロリーの20〜35%)を枠に入れる。そして、残ったカロリーのすべてを炭水化物にぶち込む!これが、国際スポーツ栄養学会が推奨する最もスタンダードな食事バランスの設計図です👩‍⚕️

パフォーマンスを落としたくない日は脂質を20%にして糖質を限界まで増やす(ローファット型)、どうしても空腹がツラい時期は脂質を35%まで増やして糖質を削る(高脂質型・ケト型)という風に、『総カロリーとPさえ守っていれば、CとFの比率は自分の compliance(継続性)に合わせて自由にシーソーのように動かしていい』っていうのが科学の素晴らしい結論。ガチガチに固定された1つのバランスに苦しむ必要なんて、分子レベルでどこにもありません!

さあ、これで食事のスタイルは決まりました👏でも、減量を続けると私たちの身体は『飢餓から生き残るため』に、消費カロリーを勝手に引き下げるサイレント・テロ💣(適応熱産生)を仕掛けててきます😱

次回は、減量を続けていくと必ず直面する「恐怖の停滞期」である『適応熱産生(Adaptive Thermogenesis)』の正体と、それを科学的に打破するための理論について解説します。

お楽しみに!👋

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙏


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