【第1回 week1・1歳・初登園】愛犬Pokoが犬の保育園デビュー|”クレートが苦手”を克服した初日の記録【研究者の観察日記】

2026年6月23日、愛犬Poko(トイプードル)が1歳になりました。そしてその1週間後、7月1日。Pokoは犬の保育園に初登園しました。

週1回通うことに決めたこの保育園、目的はただの「お預かり」ではありません。Pokoが最も苦手としている「クレート(クレート)に入ること」を克服すること、それが今回のいちばんの目的です。

アスリートとして身体の学習プロセスを日々観察してきた私にとっても、Pokoの変化は興味深いものでした。

このシリーズでは、毎週のレッスンで学んだことと、次のレッスンまでの復習の様子を記録していきます。


1:クレートが苦手になった本当の理由
2:初回レッスンの内容とPokoの反応
3:クレートトレーニングを支える学習理論
4:1週間での劇的な変化の記録


なぜ保育園に通うことにしたのか

リケジョボディビルダーMISA
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Pokoは元々クレートが苦手で、トリミング後にクレートで待てず吠えてしまい、他のわんちゃんにご迷惑をかけたことが何度かありました。

でも一番の理由は防災です。日本は災害の多い国。避難所生活になったとき、クレートの中で落ち着いていられなければ、周りに迷惑をかけてしまうかもしれない。この懸念が、保育園に通わせる最大の理由でした。

正直に書くと、苦手になった原因は私自身にあります。子犬の頃、甘噛みをするたびにクレートに入れて「いけないよ!」としつけていたんです。その結果、そのクレート(クレートA)は「悪いことをすると入れられる場所」になってしまいました。

一度リセットしようと一回り大きいクレートB(室内トレーニング用)を買い直しましたが、自宅トレーニングだけでは苦手意識は解消せず。それが、プロの手を借りようと保育園に通うことを決めた理由です。


我が家のクレート、2種類

  • クレートA(移動用):甘噛みのしつけで使ってしまい、苦手意識がついたクレート
  • クレートB(室内トレーニング用):買い直したものの、自宅だけでは解消しなかったクレート

保育園では、苦手意識の根本であるクレートAを持参してトレーニングしています。家では現在、AとB両方に入れるように練習を進めています。


第1回レッスンの内容

7月1日、クレートAを持参して初登園。

第1回レッスンの流れ

1:蓋を外した状態からスタート
2:クレートに入る練習
3:中で「おすわり」
4:蓋をつけた状態を確認
5:歯を見せる練習

先生から一言:「最初の15分は不安で鳴いていましたが、そのあとは落ち着き、最終的には自分からクレートに入って(上蓋が開いた状態)伏せをしていましたよ〜☺️」


リケジョボディビルダーMISA
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この言葉を聞いたとき、正直ほっとしました。そして同時に、驚きました。蓋を外した状態から始めて、最終的には蓋をつけた状態でも自分から入り、伏せまでできるようになったのは、初日にしては上出来だと思います👏

もう一つの課題が「歯を見せる」練習です。動物病院でのデンタルチェックや歯磨きを嫌がるので、今回のレッスンで取り組んでもらいました。こちらは今後も継続テーマです🫡


🔬 Lab Note:クレートトレーニングを支える学習理論

犬の行動学習には、大きく2つの仕組みがあります。「良いことが起きたから繰り返す」オペラント条件付けと、「あるものと、あることが結びついて覚えてしまう」古典的条件付けです。

Pokoは、甘噛み→クレートに入れられて叱られる、を繰り返すうちに、クレート自体を「悪いことが起きる合図」として覚えてしまいました(古典的条件付け)。

面白いのは、新しいクレートBに買い替えても苦手意識が消えなかったこと。怖がっていたのは「そのクレート」ではなく「狭い箱に入れられること」そのものだった、ということです。だから物を変えるだけでは解決せず、きちんとした手順が必要でした。

その手順が「対抗条件づけ」と「脱感作」です。クレートに入ると良いことが起きる、という記憶を少しずつ積み重ね、蓋なし→蓋ありと負担の少ない状態から段階を踏んで慣らしていく。Pokoが初日に見せた変化は、まさにこのプロセスが働いた結果です👏


1週間の復習記録

帰宅したその日のうちにクレートAで同じ練習(蓋なしで「おすわり」「ふせ」)を繰り返したところ、その夜にはPokoが自分からクレートB(大きいクレート)に入って眠っていました。呼びかけも誘導もしていません。

1日目:蓋なしのクレートに入り、伏せをして待つことができた

2日目:同じ内容をクリア

3日目:蓋をつけた状態に切り替え、クレートへ誘導。中でおやつを食べるとすぐに出てくる、という形だったが、これもクリア

5日目:「ハウス」という声かけだけで、すっとクレートB(大きいクレート)に入るようになった。昼間も「ハウス」で自らお昼寝をしていた

リケジョボディビルダーMISA
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一番大きかったのは、「抱っこしないと入れなかった状態」から「自分の足で歩いて入る」状態に変わったことです。1週間前を思うと、想像以上の変化でした。


まとめ

  • Pokoが1歳を迎えたタイミングで、犬の保育園に通い始めました。きっかけは、災害時にクレートで落ち着いていられるようにという防災上の懸念と、トリミング後にクレートで吠えてしまう課題です
  • クレートが苦手になった原因は、子犬期の甘噛みのしつけでクレートを使っていたこと。新しいクレートに買い替えても自宅トレーニングでは解消せず、それが保育園に通う決め手になりました
  • 初回レッスンでは、蓋なしの状態から始め、最終的に蓋ありでも自分からクレートに入り、伏せができるまでになりました。あわせて、苦手な「歯を見せる」練習も行いました
  • 帰宅後の復習でも同じ練習を繰り返したところ、その日の夜には自分からクレートに入って眠るまでになりました
  • その後1週間で、抱っこしないと入れなかった状態から、「ハウス」の声かけだけで自分から入れる状態まで進歩しました
  • 怖いものを無理に我慢させるのではなく、少しずつ「大丈夫」を積み重ねていくやり方が、犬の行動を変えるのに効果的だと、Pokoの変化を通して実感できました

次のレッスンでは猪ポコさんの散歩のトレーニングを行いました⬇️

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