金沢の和菓子って、
味はもちろんやけど、見た目から金沢らしさを感じるものが多いですよね。
その中でも、ひと目見て忘れられへんのが
板屋の「こもかぶり」✨
藁に包まれた独特の姿は、
「これ、なに？」って必ず聞かれる存在。
今回は、そんなこもかぶりを実際に食べて感じたことをまとめました。
目次
板屋のこもかぶりとは？
こもかぶりは、
金沢に古くから残る屋敷の土壁を雪害から守る
伝統的な風物詩「こも掛け」をモチーフにした和菓子です。
藁に包まれた姿は、
城下町・金沢の風景をそのまま写したような佇まい。
和菓子でありながら、
金沢の文化や暮らしを感じられる一品です。
素材とこだわり｜手仕事で生まれる一品
中には、蜜漬けにした大粒の栗を丸ごと一粒使用。
北海道産小豆のあんと、
特製の芳ばしい外皮で包まれています。
形が複雑なため、製造はすべて手作業。
熟練の職人が一つ一つ丁寧に焼き上げており、
見た目だけでなく、
手仕事の温もりが伝わってくる和菓子です。
板屋本店では実演も見られる
板屋本店では、
こもかぶりを実際に作っている様子（実演）を見ることができます。
複雑な形を一つ一つ手作業で仕上げていく様子を間近で見ると、
この和菓子が職人の技によって生まれていることを実感しました。
実食レビュー
【見た目】
藁（こも）に包まれた姿は、
和菓子というより金沢の風景そのもの。
藁をほどく所作も含めて楽しめるため、
見て楽しむ和菓子としての完成度が高いと感じました。
お土産として渡したときにも、
自然と会話が生まれる見た目です。
【食感】
外皮は芳ばしく、ほどよい厚み。
中の栗はほくっとした食感で、存在感があります。
なめらかなあんこ、香ばしい外皮、栗のほくほく感。
それぞれの食感がはっきりしていて、
複雑ながらバランスの取れた仕上がりです。
【味わい】
甘さは控えめで、
北海道産小豆の風味がしっかりと感じられます。
蜜漬けの栗の自然な甘みがアクセントになり、
奥行きのある、落ち着いた味わい。
派手さはありませんが、
どこか懐かしく、しみじみ美味しい和菓子です。
お茶と一緒に、ゆっくり味わいたくなります。
どこで買える？｜板屋のこもかぶり
板屋のこもかぶりは、工房を兼ねた板屋本店、
そのほか、金沢市内を中心に石川県内7か所で購入できます。
そのひとつが、
金沢駅直結の「金沢百番街 あんと」。
アクセスが良く、帰りの新幹線や列車に乗る前でも立ち寄りやすいため、
お土産選びにも便利です。
本店では実演を楽しみながら選べ、
百番街などの店舗では気軽に購入できるのも魅力。
お近くへお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
賞味期限と値段について
賞味期限
こもかぶりの日持ちは30日間。
保存料を使わずに作られていながら、
比較的日持ちするため、お土産としても選びやすい和菓子です。
本店では一番美味しい状態の生のこもかぶりを購入することができます✨
こちらの賞味期限は２日間となっております⬇️
値段
1個 378円（税込）。
蜜漬けの栗を丸ごと一粒使い、
すべて手作業で仕上げられていることを考えると、
とても手に取りやすい価格だと感じました。
素材本来の味を大切にしているのが伝わって、納得の価格です。
お土産としてのおすすめポイント
- 金沢らしさがひと目で伝わる
- 見た目にインパクトがあり話題になる
- 甘さ控えめで好みが分かれにくい
- 日持ち30日で渡しやすい
「定番とは少し違う金沢土産」を探している方に、
ぴったりの和菓子です。
こんな人におすすめ
- 金沢らしい和菓子を選びたい
- 見た目も楽しめるお土産を探している
- 甘さ控えめの和菓子が好き
- 和菓子の背景や文化も大切にしたい
まとめ｜見て楽しみ、食べて味わう金沢の和菓子
板屋のこもかぶりは、
金沢の風景や文化をそのまま形にしたような和菓子です。
- こも掛けを表現した独特の見た目
- 職人の手仕事による丁寧な仕上がり
- 素朴で奥行きのある味わい
見て楽しく、食べてしみじみ美味しい。
金沢らしい和菓子を探している方は、
ぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
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