金沢の街中をふらふら〜♪と散策しとって「発酵あんこ」 って書いてあるのが目に入った瞬間、もう素通りなんてできへんかったわ。
老舗の 越山甘清堂（こしやまかんせいどう） さんが作った新しいあんこ「AZUKI de HAKKO」。
発酵あん…そんなワード聞いたら気になって気になって仕方ないやん？
気づいたらスプレッドも、ようかんも、おはぎも全部カゴに入ってた（笑）
でもこれが大正解。食べてみたら、甘さは軽いのに旨みはしっかりで、ほんまに毎日食べられるやつやった。
ほな、ひとつずつレビューしていきます♪
目次
越山甘清堂の「AZUKI de HAKKO」とは？
越山甘清堂は、金沢で135年以上続く老舗和菓子店。
伝統の技に加え、米麹で小豆を発酵させる独自製法 を取り入れたのが「AZUKI de HAKKO」です。
発酵によって天然アミノ酸が増え、旨みが濃くなるだけでなく、
天然のブドウ糖が生まれることで、砂糖の使用量は従来の約半分 に。
その結果、
- 甘さはやさしい
- 後味は驚くほど軽い
- 風味はしっかり
という、“新時代のあんこ”が誕生しています。
「AZUKI de HAKKO」は、小豆やインゲン豆を 米麹で発酵 させた新しい【あんこ】です。
発酵あんこの甘さはどんな味？
発酵あんこの甘みは、砂糖でガツンとくる甘さとは違い、
甘酒のような、スッキリとした自然な甘み です。
米麹由来の天然のブドウ糖がやわらかく広がり、
甘みが舌に残らない“キレの良さ”が特徴。
甘いものが苦手な人でも食べやすく、
毎日でも飽きずに食べられる軽さがあります。
発酵あんスプレッド（小豆味）実食レビュー
見た目
蓋を開けた瞬間に、つややかでなめらかなこしあんが現れます。
色は発酵あんならではの落ち着いた深い赤色で、老舗らしい品の良い佇まい。
とろりとなめらかに動く “ゆるめの仕上がり” が印象的です。
【食感】
とてもなめらかで、口に入れるとふわっと溶ける軽さがあります。
通常のこしあんよりも水分が少し多めで、パンやヨーグルトにすっと馴染むやわらかい質感。
“ペースト”と“こしあん”のちょうど中間のような食べやすさです。
【味わい】
まず感じるのは、発酵ならではの すっきりとした甘さ。
砂糖量が従来の半分とは思えない満足感があり、小豆の自然な旨みがしっかり生きています。
後味は非常に軽く、毎日でも食べられる優しい味わい。
パン・ライスケーキ・ヨーグルトのどれとも相性が良い万能スプレッドです。
◆ 発酵ようかん｜見た目・食感・味わいまとめ
【見た目】
どの発酵羊羹も、小ぶりながら存在感のある佇まいで、
つややかで上品な色合いが特徴です。
スティック状のスタイリッシュなパッケージは持ち歩きしやすく、
手土産としても選びやすい洗練されたデザインです。
【食感】
伝統的な羊羹よりもやわらかく、舌の上でなめらかにすっと溶けていく軽やかな口どけ。
発酵あん特有の軽やかさがあり、密度はあるのに“重さを感じない”仕上がりです。
単体でじっくり味わいたくなる、完成度の高い食感です。
【味わい】
● 生いちじく
いちじくの果実感を感じさせる、少ししっとりした美しい艶があります。
発酵あんの上品な甘さに、いちじく特有の甘酸っぱさが重なり、
和菓子でありながらフルーティーで洋のニュアンスも楽しめる一本。
和と洋がきれいに重なる、“新感覚の羊羹”です。
● 能登のお塩
ごく少量の塩が発酵あんの旨みを最大限に引き立て、
“甘さのキレ”がさらに際立つ仕上がり。
塩味が強すぎず、後味をスッと整えてくれる名脇役的ポジションです。
● 抹茶
産地は不明ながら、茶文化が根づく金沢らしい味わい。
抹茶のほろ苦さと発酵あんの優しい甘みが調和し、
上品で落ち着きのある大人の風味に仕上がっています。
● 能登紅はるか（さつまいも）
ねっとり、ほっくりとした紅はるかの甘みが特徴のようです。（店員さんから伺いました）
4種類すべてに共通しているのは、
「発酵あんと食材が互いを引き立て合う絶妙なバランス」。
単なるフレーバー違いではなく、
どれも主役級の一本 に仕上がっているのが最大の魅力です。
“甘く見ないで”というキャッチコピーの通り、
手土産に選べば「センスいいね！」と言われること間違いなしの発酵羊羹です！！
発酵あんのおはぎ 実食レビュー
越山甘清堂のおはぎは、なんと こちらも“発酵あん”を使用 した特別なおはぎ。
伝統的なおはぎとは一線を画す「軽やかさ」がありながら、発酵あんならではの旨みと奥行きがしっかり感じられます。
見た目
越山甘清堂のおはぎは、発酵あんがたっぷりとまとった、つややかな仕上がり。
表面はしっとりとなめらかで、あんの色味も発酵あん特有の“ほんのり赤みを帯びた上品な深さ”があります。
手のひらサイズながら存在感があり、老舗の丁寧な仕事がぱっと見でわかる美しさです。
食感
もち米はふっくら、粒が立っていて軽やか。
発酵あんはなめらかで、通常のおはぎよりも口どけが軽い印象です。
もち米と発酵あんが一体になり、重さがないのに満足感があります。
味わい
発酵あんならではの すっきりとした甘さ がまず印象的。
砂糖を従来の半分ほどしか使っていないとは思えない満足感があり、
小豆の旨みと発酵によるコクがしっかり広がります。
実はあまりに発酵あんこが美味しくて、
「おはぎ単独で食べるのがもったいない…！」と思ってしまい、
途中からパンにのせて “かさまし” していただきました。
発酵あんの軽やかで上品な甘さがパンに驚くほどよく合い、
おはぎが“発酵あんトースト”に進化した感じ。
もち米と違う組み合わせでも味がぶれず、
発酵あんそのものの実力を再確認できました✨
まとめ
越山甘清堂の発酵あんスプレッド・発酵羊羹・発酵おはぎは、
- 甘さ控えめで食べやすい
- 素材の良さと発酵の旨みがしっかり
- 手土産にも自分用にも◎
と、金沢の新しい和菓子文化を感じられる逸品でした。
特に、発酵ようかんはスタイリッシュで“センスいい”見た目なのでお土産にばっちりです✨
金沢旅行の際は、ぜひチェックしてみてください。
和菓子好き、あんこ好きには間違いなく刺さるお土産です！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨
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