
8月の朔日餅は「八朔粟餅」やに!暑さの中に届く昔ながらの優しさ✨
今月は「八朔粟餅(はっさくあわもち)」。
名前からして渋いけど、食べてびっくり。
ぷちぷちの粟と、黒糖あんのやさしい甘さがめっちゃ相性良き!!

目次
◆ 商品背景|「八朔参宮」の風習を受け継ぐ、粟餅のごちそう
「八朔(はっさく)」とは、旧暦8月1日のこと。
古くは新穀を贈って祝う風習があり、
稲や粟のお初穂を神様に捧げて豊穣を祈る日とされていました。
特に伊勢では、この日を「八朔参宮」と呼び、粟餅を食べて感謝を捧げる風習があったそうです。
そんな古き良き習わしを現代に伝えるように、
赤福では毎年8月の朔日に「八朔粟餅」を販売。
粒を残して炊き上げた粟の餅に、黒糖のあんをのせた、
シンプルだけど味わい深い一品です。
◆ 実食レビュー|見た目・食感・味わいの3つの視点から
◎ 見た目|赤福そっくり!?素朴だけど味わい深い姿

八朔粟餅を箱から出したときの第一印象は「これ…赤福?」。
そう思ってしまうくらい、見た目は赤福にそっくりなんです。
サイズ感もかたちも似てて、黒糖あんが上にのってる様子も赤福っぽい。
でも、よく見ると下の餅が粟入りでほんのり黄色っぽくて、つぶつぶ感あり。
「赤福の親戚」みたいな、素朴でほっとする見た目に思わず笑顔になりました☺️
◎ 食感|ぷちぷち&もっちり!粟の粒感がクセになる
最大の魅力はやっぱりこのぷちぷち食感!
粟の粒がしっかり残っていて、噛むたびに口の中で弾ける感じ。
お餅全体はもっちりしてるんやけど、
粟の粒がええアクセントになってて、食べごたえあり&楽しい食感やったわ。
◎ 味わい|黒糖のまろやかさが粟にしみる、優しい甘さ

黒糖あんは、コクがあるけど甘さは控えめ。
粟餅の素朴な風味と合わさって、どこか懐かしい味。
冷たい緑茶にも、あったかい煎茶にも合う。
シンプルやのに心に残る味って、こういうのを言うんやろなぁって思いました☺️
◆ まとめ|八朔の祈りが詰まった、素朴で贅沢なお餅
赤福の8月の朔日餅「八朔粟餅」は、
粟のぷちぷち食感と黒糖あんの素朴な甘さが絶妙な夏のお餅でした。

昔ながらの風習を大切にしながら、
季節の移ろいを感じさせてくれる赤福の朔日餅シリーズ。
今月も「食べてよかったなぁ」と思わせてくれました。
来月(9月)は「萩の餅」。
つぶ餡のおはぎで、秋の気配を感じたいと思います◎


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